ヘビースモーカーが禁煙をして気づいたメリット
ぼくは、タバコを1日に40本ほど(2箱)吸っていた、中の上くらいのヘビースモーカー(ミディアムスモーカー?)でした。
職場でタバコが吸えない環境になってしまったので、それをきっかけに禁煙することにしました。
環境が変わってあっさり禁煙成功
職場が完全禁煙になり、ビル内に設置されていた喫煙所でたばこが吸えなくなりました。吸っていたメンバーは、外の喫煙所や隣のビルに駆け込んで吸うという状況に。
なんだかアホくさくなったので、これをきっかけに吸うのをやめてみようと“ゆるく”決心しました。最初の1日から3日が地獄でした。たった半日も禁煙できなかったほどの喫煙者が、24時間も禁煙できるものかと非常に苦しかったです。
しかし、苦しみつつも1週間経ち、職場が吸えない環境ということもあって「吸わない日常」が当たり前に。これで、あっさりと禁煙生活が始まりました。
悔しいけど、ストレスが減った
吸っていたころ、「絶対やめられない」むしろ「やめるもんか」くらいの感覚でした。なので、最初きつかったものの、あっさりやめられたことが若干悔しく感じたり...。
しかし、禁煙を始めてあるほど経つと、ちょっとしたメリットに気づいたのです。
それは、ストレスの減少と、メンタルの改善です。
タバコを吸えないことに対する苛立ちを、吸って解消していたというプロセスが不要になったのです。そもそも、タバコを吸えないというイライラを考えなくてよくなったのは非常に大きい。
ひとつの仕事を終えたら吸いに行く。仕事が終わらないと(タバコを吸えないことに)イライラする。
1時間に10分間の喫煙タイム。9時間の仕事の中で昼休みを入れると90分以上たばこに費やしていました。
まるでたばこのために仕事をしているようでした。いまは、驚くほどそんな状況とは無縁です。
とはいえ、禁煙した時間を有益に使えていると問われれば...
仕事中の90分をたばこに費やしていました。
やめた今は、その90分を充実させられているのかと言われれば、イエスとは言えません...。
たしかに、時間にゆとりができたし、急かされている感覚がなくなったのは確か。でも、禁煙できたからといって、生活がガラッと変わるわけではないのです。
だって、吸わなかったころに戻っただけなのだから。
「禁煙はマイナスをゼロに戻すことだ」と、よく言いますが本当だと思います。何か変わったわけではなく、(主にマイナス方面への)変化がなくなっただけ。
なんだかんだ、禁煙してよかったと思う
正直なところ、たばこへの執着がなくなって「普通の状態」になったことやたばこ代がかからなくなった程度のメリットしかありませんが、辞めて正解だったと思います。
ぼくがたばこを吸い始めたのは、そんな昔ではなくここ数年の話ですが、その数年の間に吸える場所がどんどん減っています。なので、吸えない場所が増えるにつれ生じるストレスを想像するほど、辞めてよかったと思うのです。
ちなみに、下記の本を参考にごまかしごまかし最初の1週間を乗り切りました。
【追記:2017年5月30日】
本記事執筆後、数ヶ月で禁煙に失敗しました。すいません。しかし、また禁煙を再スタートしました。