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全力でインドア派

雑誌『クーリエ・ジャポン』で、世界の会議のパターンが紹介されていて面白い

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photo by Simon Blackley

講談社が発行する雑誌『クーリエ・ジャポン』の2015年3月号では、「こうすれば世界の人と上手につきあえる。」という特集でした。その特集の中に、世界の国別に会議のパターンを紹介した記事があり、興味深い内容だったのでメモしておきます。

日本は「謙虚」、世界は「ガツガツ」というワケでもないみたい

なんとなく、日本の会議は言いたいことを控えめに伝えて本意を察してもらおうとするイメージがあり、海外(特に欧米)はガツガツ言いたいことを言い合って議論するイメージがありませんか?間違いではないようですが、正しいとも言えないみたいです。

アメリカはガツガツしてた

米国人は最初に手の内をすべて見せ、意見が一致しないと対決姿勢を取る。(中略) すぐに「要点に入りましょう」と言い、できるだけ早く交渉を終わらせようとする。

 これは、想像どおりですね。

イギリスは控えめ

英国人は交渉のときも、概ね控えめで、マナーを守り、ユーモアを交えることで直接的な対決を避けようとする。(中略)反対意見がなくても、英国人が一度目の会議で結論を出すことはめったにない。

イギリスは少し意外でした。控えめに交渉を行い、ゆっくりと決断に向けて話し合うそうです。

インドは駆け引き

インド人はとにかく相手を褒め、批判しないので、礼儀正しさを感じさせることもある。(中略)交渉の進展によっては、平気で「事実」や「状況」が変わったものとして話を進めてくる。

取引が決まったとおもいきや、交渉が再び始まるなんてこともあるのだとか。

中国は情報収集?

会議の主な目的は情報収集であり、本当の交渉や意思決定は水面下の他のところで行われることが多い。ときに対決姿勢を示したり、地位の高い者が権力を使って物事を進めようとしたりするが、基本的に態度は丁寧

情報を得て、決断は水面下。珍しいパターンかもしれません。

 

国によって、会議のパターンは大きく異なるようです。同じ英語圏でもアメリカとイギリスでは正反対というのは面白い結果でした。

 

更に詳しく知りたい方は、こちらから。


Communication Charts Around The World - Business Insider

 

日本語訳で掲載されている『クーリエ・ジャポン』は、こちらから。


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