ひきこもりの暇つぶし

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井上裕之『なぜかすべてうまくいく 1%の人だけが実行している45の習慣』を読んだ

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photo by thinkpanama

今回ご紹介するのは、『なぜかすべてうまくいく 1%の人だけが実行している45の習慣』。タイトルからわかるように、自己啓発書です。

著者の井上裕之氏はもともと歯科医(歯学博士)でありながら、経営コンサルタントやセラピストなど様々な分野で活躍しているらしい。

 「努力家」の落とし穴?

「どんなに頑張っても報われない。」

これは、“真面目な人あるある”な悩み。ここに落とし穴があるのだそうです。結果がどうあれ「報われない」「うまくいかない」といったネガティブな自己評価をしてしまうというもの。

「報われない」と思い続けると、セルフイメージそのものが悪いものになってしまうらしいです。

 あれもこれも手を付けてしまう

「やるべきこと」「やりたいこと」など、沢山ありすぎて何から手を付けたらいいかわからない。そんなとき、全てに手を付けてしまい、結果としてうまくいかない。それがストレスになることも。

とにかく時間が足りない、足りなすぎる......。

こんなふうに思っている人は少なくないでしょう。

酷なようですが、そう思っている間はいつまでたってもあなたは同じ言い訳を繰り返し、同じ嘆きを繰り返すだけ。

 こんな時、すべてをやりきろうとするのではなく、「最優先事項」だけに集中して時間を使うのが良いそうです。

 きっちりスケジュールを立てようとしてしまう

時間は気づかぬうちに過ぎ去っていきます。なにかに集中するといつのまにか夕方になっていることも。デキる人たちは、スケジュールをみっちり組んでいるのかなあと思いますが、実はそうでもなかったようです。

人と会う時間、セミナーの開始時間など、ポイント、ポイントの時間を決めると、あとは流れで予定を把握しておくだけ。呆れるくらいゆるゆるの時間管理しかしていませんが、意外にもこのゆるゆる管理のほうが、結果的により多くの予定をこなせるのです。

 時間にゆとりをもつことが大切みたいです。

 

本書でわかったのは、優秀な人は常にギリギリの努力をしているのではなく良い意味で力の抜けた行動を行っているということ。他にも、一人になる時間を大切にするという項目もありました。

頑張り方に、一工夫するだけで人生が豊かになるのでしょうか。いくつか試してみたくなりました。

 

1%の人だけが実行している45の習慣 (PHP文庫)

1%の人だけが実行している45の習慣 (PHP文庫)