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【無料】茂木健一郎さんの『「すぐやる」語録』でモチベーション爆上げ

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『「すぐやる」語録』という、茂木健一郎さんの著書3冊から美味しいところだけを抜き出した電子書籍(Kindle)が無料とのことで早速読んでみました。

30分かからず読めてしまうほどライトなのですが、いい感じに「やる気アップ」に繋がると思ったので、メモしていきます。 

 

「すぐやる」語録 特別編集版

「すぐやる」語録 特別編集版

 

 「飽きる」は人間ならではの特性

「飽きっぽい」は、ネガティブな特性として語られがちですが、実は「好奇心旺盛」という人間がもつ特性なのだそうです。

いろいろな仕事に興味を持ってぎゅっと集中し、瞬時に脳を切り替えていく。(中略)

意外なことに、どの仕事の精度も上がっていることに気がつくはずです。なぜならそれが、脳の働きにそった仕事の進め方だからです。

 飽きっぽい性格が嫌だ。なんて思わず、テンポよく「飽きたら次!」と切り替えて言っても、それは決して悪いことではないんですねえ。そして、次々に色々手を出しても、ちゃんと精度が上がっていく。私は、「飽きっぽい性格」なので安心しました。

 「やる気が起きない」は環境への適応

やる気が起きないとき、つい手が止まってしまったり。忙しい環境になった途端、頭がテンパったあげく思考停止に...。新卒時代はそんなことがしばしばありました。

でも、それは脳が正しく機能しているからこそなのだそう。

社会に順応できない自分を否定的に考えて、「自分はダメだ」と思っていしまいがちです。けれども本当は、そのように考える必要などまったくないのです。なぜなら、脳が不安定な環境に適応しているだけなのです。

慣れない仕事がドッと降ってきた時、やる気がストップしてしまうのは脳が適応しているから。じゃあ、それを解決するにはどうすればいいのか。

それは「与えられた課題」から「自分の課題」へ変換することなのだそうです。たとえば、「自分の成長に繋がる」とか、「自分の働きかけによって、クライアントに貢献できる」とかで良いのだと思いますよ。

 

結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方

結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方

 

 ネガティブな感情との向き合い方

大事な仕事を任されたものの、自信が持てない。慣れている仕事のはずなのに、ここぞというときに心配性を発揮してしまう。そんなときは、無理に押さえつけるのではなく、それを受け入れるのが大切だそうです。

客観的かつ冷静に理解することを「メタ認知」といいます

「メタ認知」は結構有名ですよね。私の身近な例でいれば、勤め先の社長がメタ認知が得意?です。自分のことなのにすごい俯瞰的に考えていて凄いなと思っていました。まずは自分自身に「こいつ思い詰めてるなぁ」「その理由はなんで?」と問いかけてみるところから始めてみるのが良さそう。

論理的にネガティブ→ポジティブへ変換する

ネガティブな感情を切り替えていくのはなかなか難しいものです。しかし、これは注意の向け方を変えるだけで簡単にポジティブなものにできるのだそう。

コップに水が半分入っているとき、「まだ半分ある」と考えるか、「もう半分しかない」と考えるか、これがポジティブとネガティブの分かれ道だ(中略)

「注意の向け方」しだいで、状況はいとも簡単に、まさに一瞬で好転できる

 感情的になるとなかなか難しいですが、論理的に考えてみると思いの外簡単に切り替えられるかもしれませんね。

とはいえ、実際ネガティブな感情が悶々としているなか、冷静になるのも難しいけれど...。これも練習あるのみ!

 

もっと結果を出せる人になる! 「ポジティブ脳」のつかい方

もっと結果を出せる人になる! 「ポジティブ脳」のつかい方

 

 「三日坊主」でも、再開すればOK

「今年は絶対10kgダイエット成功させてやる」と決心したものの、数日後には高カロリーなものをドカ食いしてしまったり...。意思の弱いひとあるあるではないでしょうか。

そんな「三日坊主」ですが、先にも挙げたとおり「飽きてる」だけなんですよね。また再開すれば良いそれだけで、完全にやめるより前進できます。

また、やり抜くためには、なんらかの小さな報酬を用意するといいそうです。

ジョギングのあとにはヤクルトを飲もう

この原稿を書き終えたらコーヒーとチョコレートを食べよう

(中略)

こうしたほんのちょっとの工夫をするだけで、物事をより効果的に続けることができるのです。

 どんな些細なこと(日常的にやってる好きなこと)でいいので、それを報酬として考え、達成したら出来る状態にすると良いと思います。ダイエットだったら、1週間食事制限を頑張ったら週末だけガッツリ食べても良いとか...?

調子が悪いときほど大事なとき

いままでスムーズに進んでいた仕事が調子わるい。そんなスランプなときほど、大事な局面なのだそうです。逆に、スムーズ過ぎるときほど、特に成長できる機会はないそうです。

立ち止まりたくなるような時には、「いまこそ実質的な成長が起こっているんだ」と、気持ちを切り替えてほしいと思います。

とあるように、調子が悪い時ほど成長に繋がると考えればモチベーションも上がりますよね。「メタ認知」をしつつ、なにが辛いのかを分析して一つずつ達成していきたいものです。

 

IQも才能もぶっとばせ! やり抜く脳の鍛え方

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 まとめ

いま思い出したのですが、私は茂木さんの考えをテレビやWebコンテンツなどで触れることはあっても、著書を読んだことなかったんですよね。

今回、『「すぐやる」語録』には、無料ということで飛びついたのですが、読みやすく、かつモチベーションアップに繋がることが書かれていましたので、それぞれ1冊ずつ買って読んでみようかなと思いました。

 

「すぐやる」語録 特別編集版

「すぐやる」語録 特別編集版